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Apple、macOS 26.7 RC2で未発表製品の記述を削除 折りたたみiPhoneやカメラ付きAirPodsが浮上

(Mohamed M/unsplash.com)[写真拡大]
Appleは8月24日、開発者向けにmacOS Tahoe 26.7の2回目のリリース候補版(RC2、ビルド25G224)を配信した。1週間前に公開された最初のRCから見つかった、カメラ付きAirPodsのデモ動画や未発表デバイスへの記述はRC2で削除されている。
最初のRCには、折りたたみ式iPhone、カメラ付きAirPods、有機ELディスプレイを搭載するとみられる次期iPad mini、将来のMac、スマートホーム関連製品など、多数の未発表製品を示すコードネームや識別子が含まれていた。Appleは、これらがRCに入った経緯やRC2に差し替えた理由を公表していない。
■内部ビルドが出荷用ブランチに混入した可能性
Appleはソフトウェア更新を準備する際、バグ修正や機能、ハードウェア対応などを開発する複数のコードブランチを統合して出荷用ビルドを作成している。
BloombergのMark Gurman記者は、未発表ハードウェアをサポートするAppleの内部ビルドが、誤って出荷用ブランチへ統合された可能性が高いと報じた。本来は社内にとどまるコードが、macOS 26.7のRCまで残ったという見方だ。
リリース候補版は、問題が見つからなければ正式版の基礎となる最終段階のテストビルドである。初期の開発者向けベータでは未発表製品の識別子が見つかることがあるが、今回はRCに多数の記述とデモ動画まで含まれていた点が注目された。
■カメラ付きAirPodsのデモ動画も収録
MacRumorsのコントリビューターで、Apple製ソフトウェアのコードを分析しているAaron Perris氏らは、8月17日に配信されたmacOS 26.7の最初のRCから、未発表製品に関連するとみられる多数の記述を発見した。
特に目を引いたのが、カメラを備えたAirPodsでVisual Intelligenceを利用する場面を収めた短いデモ動画だ。映像では、AirPodsを装着した人物が本を示し、Siriに後で参照できるよう保存を依頼する使い方が紹介されていた。
コードには、AirPodsが覆われている場合に、周囲について正確な情報を得るため本体を覆わないよう促すメッセージも含まれていた。さらに「B790 start image stream failed for left bud」との文字列があり、コードネーム「B790」のイヤホンから画像ストリームを取得する機能が開発されていたことを示している。
これらの記述からは、カメラを通常の写真撮影に使うというより、装着者の周囲にある物や文字をVisual Intelligenceで認識し、その情報をSiriの応答や保存操作につなげる構想が読み取れる。
■折りたたみiPhoneや次期Macの識別子も
最初のRCからは、Appleの複数の製品カテゴリーにまたがるコードネームや識別子が見つかった。主な記述は次の通りだ。
・折りたたみ式iPhoneとみられる「V68」
・iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Maxとみられる「V63」「V64」
・有機ELディスプレイを搭載するとみられる次期iPad miniの「J510」「J511」
・M6搭載14インチMacBook Proとみられる「J804」
・次世代iMacとみられる「J833」「J834」
・スマートホームハブとみられる「J490」「J491」
・卓上型ロボットとみられる「J595」
・次期HomePod miniとみられる「B525」
・新しいApple TV用リモコンを示す「ATVRemote1,5」
このほか、Appleのスマートホーム向けOSのコードネームとして報じられてきた「Pebble」や、未発表のAirPods、Beats、Apple Vision Pro関連とみられる識別子も確認された。
コードネームと製品の対応関係や仕様、発売時期の多くはAppleが発表したものではない。ソフトウェア内に識別子が存在していても、製品の発売や最終仕様が確定したことを意味するわけではなく、開発途中で計画が変更される可能性がある。
■B790のAirPodsは発売済み計画を示すものではない
カメラ付きAirPodsについては、RCに含まれていた「B790」と、これまで2027年向けとして報じられてきた「B798」という異なるコードネームがある。
Gurman記者のその後の報道によると、デモ動画に関連するB790はAppleがすでに別の設計へ移行した旧バージョンである可能性があり、カメラ付きAirPodsは2027年まで登場しない見通しだ。したがって、RCに動画が入っていたことだけから、2026年秋の発表や発売が決まったとは判断できない。
一方、デモ動画や画像ストリーム、Visual Intelligenceの設定画面に関する記述は、AppleがAirPodsを周囲の情報を取得するインターフェースとして検討してきたことをうかがわせる。イヤホンが受け取った視覚情報をSiriの処理や操作へつなぐ点で、AppleのAI対応ウェアラブル構想を読み解く手掛かりになる。
■RC2で動画と未発表デバイスへの言及を削除
Perris氏によると、macOS 26.7 RC2では、カメラ付きAirPodsの動画と未発表デバイスへの言及が削除された。RC2の公開と同時に、macOS Sequoia 15.8 RC2(ビルド24H20)も開発者向けに配信されている。
同日には、次期メジャーバージョンとなるmacOS 27 Golden Gateの開発者向けベータ7も公開された。macOS Tahoe 26.7とmacOS Sequoia 15.8の正式版について、Appleは8月26日時点で一般公開日を明らかにしていない。
Appleは、内部コードがRCに含まれた経緯や、同様の事態を防ぐための対策について説明していない。RC2で該当部分が取り除かれた一方、RC1から確認されたコードネームやデモ動画は、Appleが並行して進める将来製品の開発計画を示す情報として広く報じられている。
■注目ポイントQ&A
●macOS 26.7の最初のRCから何が見つかりましたか?
折りたたみ式iPhone、カメラ付きAirPods、有機ELディスプレイ搭載とみられるiPad mini、将来のMac、スマートホームハブ、卓上型ロボットなどに関連するとみられるコードネームや識別子が見つかりました。AirPodsでVisual Intelligenceを利用する短いデモ動画も含まれていました。
●カメラ付きAirPodsは2026年秋に発売されますか?
RCに含まれていた情報だけでは、2026年秋の発売は確認できません。デモ動画に関連するB790は旧バージョンである可能性があり、別のカメラ付きモデルが2027年向けに開発されていると報じられています。Appleは製品や発売時期を正式には発表していません。
●RC2では何が削除されましたか?
Aaron Perris氏によると、カメラ付きAirPodsのデモ動画と、未発表デバイスへの言及が削除されました。機能フラグや内部資産を含むすべての変更範囲について、Appleから詳しい説明はありません。
●なぜ未発表製品の情報がRCに入ったのですか?
Bloombergの報道では、未発表ハードウェアをサポートする内部ビルドが、誤って出荷用のコードブランチへ統合された可能性が高いとされています。Appleは原因を公式には説明していません。
元記事: Apple Erases Its Own Leak: macOS 26.7 RC2 Scrubs Foldable iPhone, Camera AirPods from Code
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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