エヌビディアの決算発表を前に出遅れ株物色も続く【クロージング】

2026年8月26日 16:32

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記事提供元:フィスコ

*16:32JST エヌビディアの決算発表を前に出遅れ株物色も続く【クロージング】
26日の日経平均は続伸。405.73円高の66262.16円(出来高概算18億5000万株)で取引を終えた。米エヌビディアの決算発表を目前にしているため、朝方は持ち高調整の売りなどが先行し、日経平均は反落スタート。前場中盤には65390.55円まで値を下げた。ただ、徐々に押し目を拾う動きが出たほか、韓国総合株価指数(KOSPI)が堅調に推移しているため、買い戻しの動きも強まり、前場終盤にはプラス転換。後場中盤に向けて上げ幅を広げ、66442.34円まで上値を伸ばした。しかし、その後は売り買いが交錯するなか様子見気味で推移していた。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が950を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、証券商品先物、サービス、保険、銀行など18業種が上昇。一方、海運、石油石炭、金属製品、鉱業など15業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、東京海上<8766>が買われた半面、ファーストリテ<9983>、キオクシアHD<285A>、太陽誘電<6976>が売られた。

前日の米国市場は、原油安や長期金利の低下を背景に買われ、主要株価指数はそろって上昇した。ただ、注目のエヌビディアの決算発表を控えるなか、東京市場は目先の利益を確保する売りや持ち高調整売りが先行する形となり、日経平均の下げ幅は450円を超えた。しかし、米メディアが「米国務省はイランとの戦闘開始前後に中東地域から退避させていた外交官を各国大使館に戻す準備を進めている」と報じたことをきっかけに、米原油先物価格は3%超下落し、東京時間に入っても時間外取引で一時1バレル=80ドル割れ目前に迫るなど、原油高が一服。インフレ懸念が和らいだことも投資マインドを支えたとみられる。このほか、出遅れ感のある金融や医薬品などのバリュー株にも投資資金がシフトし、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。

エヌビディアの決算で投資家の関心を上回るような粗利益率や成長持続性を裏付ける経営陣からのコメントが出れば、再び人工知能(AI)関連株への見直し買いにつながる可能性がある。半面、期待外れの結果に終われば、世界的に半導体関連株が目先不調に陥るリスクもあり、通過後の相場に追随していくほかなさそうだ。《CS》

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