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AI時代にも生き残る? 今、評価されるHALO株

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●SaaSショックの中、強さを見せるHALO株
AIの影響を受けにくいHALO株が株式市場の主役に躍り出るかもしれない。
【こちらも】AIバブルで懸念される“SaaS”の死
2月の初旬に米アンソロピック社が営業・法務・データ分析を自動化する新しいAIツールを発表し、米グーグルは生成AI「Gemini3」を2月12日に発表した。
既存の業務ソフトウェアがAIに全て代替されるという危機感から、インターネット経由でサービスを提供する会社の株が大幅に下落し、「SaaSの死」という言葉が株式市場で話題を集めた。
S&P500が1.39%下落し、SaaS関連株だけでなく、マグニフィセント7も時価総額約1.18兆ドル(約182兆円)減少する中、HALO株のキャタピラーなどは6%上昇した。
HALO株の時代が来るのだろうか?
●HALO株とは?
Heavy Asset Low Obsolescence(固定資産が多くて、陳腐化しづらい)の頭文字を取って、HALO株と名付けられている。AIが製品サービスを複製できるか否かが基準とされる。
米資産運用会社リソルツ・ウェルス・マネジメントのブラウン氏は、レポートでエクソンモービルやマクドナルド、ウォルマート、スターバックスなどを例に挙げている。
インフラや建設などの物理的労働は、データセンターなどのAIを動かすためにも必須で、人間が生きていくために必要な食料品は、AI革命の負け組になりにくい。
●HALO株の時代?
アンソロピックショック、Gemini3ショックはAI関連株が株式市場を引っ張るかと思われたが、逆にAI脅威論がハイテク株の足を引っ張った形となった。
HALO株の代表格のウォルマートは2月19日の第4四半期決算発表で、2026年の業績見通しを慎重に示したことにより、株価が約5%下落した。業績などには素直に反応しやすい。
2月25日にはエヌビディアの決算発表を控えており、内容次第でハイテク株が巻き戻すことも考えられる。
しかし、HALO株はAIに代替されないだけでなく、Heavy Asset(重厚な資産)も魅力で、株価が下落しても回復力も強くなりがちである。
まだまだAIが株価を動かす相場は当面続きそうではあるが、リスクヘッジの意味でもHALO株は強いだろう。(記事:森泰隆・記事一覧を見る)
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