村田製作所は「世界最小の積層セラミックコンデンサ」に期待強まり連日出直る

2024年9月20日 13:59

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「最新のスマホには最大1000個使用」高密度での実装が可能に

 村田製作所<6981>(東証プライム)は9月20日、3日続伸基調となり、2802.0円(136.5円高)まで上げて約1週間ぶりに2800円台を回復し、出直りを強めている。19日付で、「世界最小016008Mサイズ(0.16mm×0.08mm)の積層セラミックコンデンサを世界で初めて開発」と発表しており、米国19日のNY株式市場でも値上がりし、東証でも買い優勢となっている。10月15日に千葉県・幕張メッセで開幕する「CEATEC JAPAN 2024」の同社ブースで展示予定とした。

 発表によると、積層セラミックコンデンサは、電子機器の高機能化にともなって搭載点数が増加しており、最新のスマートフォンには最大で1000個程度使用されている。こうした背景から、限られた搭載スペースで高密度での部品実装を可能にする、超小型品へのニーズが高まっている。長年にわたる要素技術の結集の成果であり、今後の電子機器のさらなる小型化・高機能化に大きく貢献するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】大谷翔平とJリーグが牽引するスポーツの秋、関連株に注目(20234/09/09)
【株式市場特集】中間配当&分割のダブルチャンス!高配当株でインカムとキャピタルゲインを(20234/09/02)
【株式市場特集】金価格高騰で脚光を浴びる関連株、リデュース・リユース株に注目(2024/08/26)
【株式市場特集】業績上方修正と株主還元策が魅力!注目すべき割安銘柄(2024/08/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事