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米国株見通し:伸び悩みか、明日の雇用統計を見極めも
記事提供元:フィスコ
*13:38JST 米国株見通し:伸び悩みか、明日の雇用統計を見極めも
(13時20分現在)
S&P500先物 5,524.75(-5.25)
ナスダック100先物 18,908.00(-54.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は36ドル安。米金利は下げ渋り、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
4日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは序盤のプラスを維持できず続落、ダウは終盤に持ち直し38ドル高の40974ドルで引けた。国内の雇用情勢が注目されるなか、この日発表されたJOLTS求人件数は想定以上に減少。連邦準備制度理事会(FRB)による今月の0.25%の利下げが期待されるものの、景気減速懸念による売りが優勢に。一方、主力ハイテクのエヌビディアは続落も、過度な売りは一服し指数をサポートした。
本日は伸び悩みか。本日の新規失業保険申請件数とADP雇用統計はそれぞれ前回から改善が予想され、ソフトランディング期待が再び高まれば買い再開の可能性はあろう。市場心理が回復すれば、値ごろ感の生じた銘柄を中心に買戻しが続きそうだ。ただ、明日以降の雇用関連統計を見極めようと、積極的な買いは手控えられそうだ。今月開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%利下げ観測が後退していることも、買いを抑える。《TY》
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