インフォマートは続伸幅を広げる、「BtoBプラットフォーム」など好調、投資ファンドの動向も投資妙味を刺激

2024年8月29日 11:34

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■1~6月は売上高15%増加、通期は営業利益20%増を見込む

 インフォマート<2492>(東証プライム)は8月29日、次第高となって続伸幅を広げ、午前10時40分過ぎには6%高の310円(17円高)まで上げて7月31日以来、約1か月ぶりに300円台を回復している。『BtoBプラットフォーム請求書』『BtoBプラットフォーム受発注』など、企業間電子商取引サービスの大手で、7月に発表した第2四半期決算(2024年1~6月・累計、連結)は『BtoBプラットフォーム』全体の利用企業数が前年同期末比6.2%増の107万3371社と好調。8月上旬に投資ファンドのシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズの保有割合が拡大と伝えられ、思惑的な買いも入っているようだ。

 7月末に発表した第2四半期決算(2024年1~6月・累計、連結)は好調で、BtoBプラットフォーム全体の利用企業数は、前連結会計年度末比6万2195社(6.2%)増の107万3371社となり、売上高は前年同期比15.1%増加した。営業利益は同15.1%減だったが、データセンターのクラウド化に向けた検証を実施したことにより、サーバー関連費用が一時的に増加したことなどが要因。12月通期の連結業績見通しは、売上高20.4%増、営業利益も20.4%増を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【どう見るこの相場】震源地不明のマーケット、投資家は「金」に走る?日銀・FRBの思惑と政情不安で株価の行方は?(2024/08/26)
【どう見るこの相場】「植田ショック」のリベンジ相場は基本は業績上方修正でフルとダブルのセット銘柄(2024/08/05)
【どう見るこの相場】NY離れはNY回帰か?!不確定相場では順張り、逆張りの二刀流スタンスに活路(2024/07/29)
【どう見るこの相場】「確トラ」に「もしハリス」が激突の「もう一難」相場では足元重視の猛暑関連株にもう一つの夏相場を期待(2024/07/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事