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今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドル売り抑制も
記事提供元:フィスコ
*08:15JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドル売り抑制も
19日のドル・円は、東京市場では157円86銭まで買われた後、156円96銭まで反落。欧米市場では157円15銭から157円70銭まで反発後、一時157円27銭まで下落したが、157円48銭で取引終了。本日22日のドル・円は主に157円台で推移か。米長期金利は下げ渋っており、リスク回避的なドル売りは抑制される可能性がある。
報道によると、バイデン米大統領は2024年の大統領選挙戦からの撤退を表明し、民主党の大統領候補にはハリス副大統領を支持すると伝えた。バイデン大統領は「再選を目指すというのが自身の考えだったが、自分が撤退し、残りの任期で大統領としての責任を果たすことに集中することが党と国にとっての最善策になる」と伝えた。
市場参加者の間からは「ハリス副大統領が民主党の大統領候補となってもトランプ氏の優位は変わらない」との声が聞かれている。金融市場はトランプ政権の発足を引き続き想定しているが、米政策金利については年内の利下げ開始、2025年は3-4回の利下げ予想との見方が多いようだ。なお、為替についてはトランプ氏はドル高を問題視しているとの見方があるようだが、目先的には米長期金利の動向がドル相場に影響を与える可能性も残されている。《CS》
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