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米国株見通し:伸び悩みか、政治情勢にらみ売りも
記事提供元:フィスコ
*13:37JST 米国株見通し:伸び悩みか、政治情勢にらみ売りも
(13時20分現在)
S&P500先物 5,603.00(+8.50)
ナスダック100先物 19,953.25(+54.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は15ドル高。米金利の上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
18日の主要3指数は軟調。ナスダックとS&Pは続落し、ダウは533ドル安の40665ドルと7日ぶりにマイナスへ沈んだ。この日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数で改善が示され、景気回復期待から景気敏感や消費をはじめ幅広い銘柄への買いが先行。タカ派の金融当局者から緩和に前向きな見解が聞かれ、9月の利下げ観測を後押しした。ただ、このところの強気相場で利益確定売りが強まり、指数を押し下げた。
本日は伸び悩みか。連邦準備制度理事会(FRB)の9月から年内2回の利下げが期待されるなか、ソフトランディングを見込んだ買いが入り強気相場は継続の見通し。好業績ながら割安感のある銘柄を中心に買われ、指数を押し上げそうだ。ただ、バイデン政権による対中規制強化で不透明感が広がり、ハイテク売りが続く可能性も。また、11月の大統領選に向けバイデン氏の選挙戦撤退が報じられ、週末に向け調整の売りも続くだろう。《TY》
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