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ヒガシ21 Research Memo(9):中期経営計画2026の目標値を上方修正
記事提供元:フィスコ
*13:29JST ヒガシ21 Research Memo(9):中期経営計画2026の目標値を上方修正
■成長戦略
1. 中期経営計画2026の目標値を上方修正
ヒガシトゥエンティワン<9029>は2020年7月策定の長期経営ビジョン「ヒガシ21グループ VISION2030」で、目指す姿として「お客様へ最高のサービスをお届けするために変革し続ける企業」を掲げた。そして2023年5月策定の中期経営計画2026(2024年3月期〜2026年3月期)では、テーマを「成長の礎を糧に飛躍する3年」として、目標値に2026年3月期売上高420億円、経常利益25億円等を掲げた。この目標値を2025年3月期に前倒し達成する見込みとなったため、2024年5月に上方修正し、売上高450億円、経常利益28億円、1株当たり配当金40.0円等の目標を掲げた。
成長に向けた基本戦略には大きな変更はなく、事業別の成長戦略に加え、事業の垣根を超えたシナジーの創出や、業務効率化・運用強化に向けた技術インフラへの投資を推進する。経常利益率については、付加価値の高い物流サービスの提供により、陸運業界の中央値を上回る水準の確保を目指す。ROEの目標は8%以上としている。事業拡大に伴う積極投資の影響で2024年3月期実績に対して低下となるが、陸運業界の中央値を上回る水準の確保を目指す。さらに株主還元やサステナビリティ経営も推進する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)《SI》
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