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アートネイチャ Research Memo(6):商品開発力、技術力、接客力に加え、ブランドや財務体質も強み
記事提供元:フィスコ
*13:46JST アートネイチャ Research Memo(6):商品開発力、技術力、接客力に加え、ブランドや財務体質も強み
■事業概要
3. アートネイチャー<7823>の強み
新規顧客を獲得する「反響営業」とリピートにつなげる「リピート営業」というビジネスモデルを回すうえでの原動力となっているのが、同社の顧客ニーズを先取りする商品開発力、顧客を満足させる技術力、顧客の信頼を得る接客力という3つの強みである。50年以上にわたる高品質な物づくりの歴史で培われた商品開発力は、時代や顧客ニーズへの素早い対応や、生え際や分け目の工夫、細い毛と太い毛のランダムな植毛といった細部のこだわりにも現れ、これまでも「マープ」シリーズや「ヘア・フォーライフ」シリーズ、「フィーリン」シリーズなど画期的な商品の開発につなげてきた。また、同社で従事する1,859名の理・美容資格取得者は、職種や階層に応じて様々な研修を受けている。これにより自毛とウィッグをセットするスキルやノウハウ、商品提案につながるコミュニケーション能力やカウンセリング力といった接客力を身につけたスタイリストが、毛髪のプロとして顧客にくつろぎと安らぎを込めてサービスを提供することで、顧客の定着を推し進めている。さらに、50年以上ウィッグビジネスを続けてきた信頼、業界唯一の上場企業としての社会的信用、コンスタントに投入してきた広告などに裏付けられたブランド力、コロナ禍を乗り越えて続く良好な財務体質も大きな差別化要因といえ、ライバル企業との差を一層広げていく原動力になっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)《AS》
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