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三井住友FGが高値に接近、10年国債利回り再び1%台に乗り銀行・保険株が高い
■日米の金融政策会合が意識され業務への追い風を期待
三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は6月10日、3日続伸基調となり、午前10時を過ぎては1万330円(145円高)前後で推移し、4取引日前につけた2007年以来の高値1万580円に向けて上値を追っている。7日付でリクルートHD(リクルートホールディングス)<6098>(東証プライム)のリクルートと金融サービスの連携に向けた検討を開始する基本合意を交わしたと発表し注目された上、週明け10日は長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが上昇して再び1%台に乗ったため、市中金利の上昇による業務への追い風が強まると見られている。三菱UFJ・FG<8306>(東証プライム)、みずほFG<8411>(東証プライム)、第一生命HD<8750>(東証プライム)なども高い。
長期金利の指標となっている新発10年国債の利回りは10日朝再び上昇し、1.015%(0.045%上昇)をつけたと伝えられた。米国の金融政策決定会合FOMCが同国時間11~12日に開催される予定で、日本の金融政策決定会合(日銀)は13~14日の予定。日銀の政策として、国債の買い入れ規模縮小などを行うとの観測が出ているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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