17日の日本国債市場概況:債券先物は144円11銭で終了

2024年4月17日 17:32

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記事提供元:フィスコ

*17:32JST 17日の日本国債市場概況:債券先物は144円11銭で終了


<円債市場>
長期国債先物2024年6月限
寄付144円18銭 高値144円20銭 安値144円10銭 引け144円11銭
売買高総計20440枚

2年 459回 0.275%
5年 167回 0.487%
10年 374回 0.880%
20年 188回 1.650%

債券先物6月限は、144円18銭で取引を開始。米国のパウエルFRB議長の利下げを急がない姿勢再表明を受けた金利上昇にともない売りが先行し、144円10銭まで下げた。その後、日銀の定例国債買い入れオペの金額据え置きを好感したとみられる買いに144円20銭まで上げた。ただ、日銀オペの結果は弱いとの見方から反落して引けた。現物債の取引では、2年債、10年債、20年債が売られ、5年債が買われた。

<米国債概況>
2年債は4.96%、10年債は4.64%、30年債は4.75%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.48%、英国債は4.30%、オーストラリア10年債は4.38%、NZ10年債は4.90%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]

<海外>
・18:00 ユーロ圏・3月消費者物価指数改定値(前年比予想:+2.4%、速報値:+2.4%)
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・05:00 米・2月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(1月:+361億ドル)
・06:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(FRBイベント)
・08:15 ボウマン米FRB理事座談会参加
・G20財務相・中銀総裁会議(ワシントンDC、18日まで)

(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)《KK》

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