ソフトクリエイト、最短1分で完成する生成AI型チャットボットを開発

2024年3月29日 12:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■Safe AI Gateway が企業内データを学習するボット機能を搭載

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)グループのソフトクリエイトは3月29日、大規模言語モデル(LLM)を利用し、企業内のデータを参照し回答を生成するチャットボットを「Safe AI Gateway Ver.2.0」にて搭載し、提供を開始したと発表。このバージョンから、企業等で利用する文書、手順書、業務規定等の様々なデータを簡単にチャットボット化することができ、業務改善に役立てる事が可能になる。

【Safe AI Gateway Ver.2.0の特徴】

■生成AI型のチャットボットが自社で簡単に作れる。たった1分で。

 専用の管理画面から、企業等で利用する文書、手順書、業務規定等のファイル(PDF形式又はテキスト形式)をアップロードする事により自動的に学習が行われ、利用開始後、最短1分でチャットボットが完成する。企業から文書データを預かり、専門のエンジニアや担当者がチャットボットを作成するサービスとは異なり、生成AIを利用する企業の担当者で学習データのアップデートも行える。

■身近に感じられるインターフェースで作成もスムーズ

 専門性を意識させない簡便なインターフェースを追求。誰でも作成や運用が簡単なチャットボットを目指した。例えば、チャットボット作成に必要な項目はたったの5つ。チャットボット名、管理部署名、学習データの種類、データがない場合の回答、回答スタイルを定義するだけで簡単にチャットボットを作ることができる。

■完成したチャットボットの公開も簡単

 専用の管理画面上で完成したチャットボットの公開設定を行う事で、企業担当者の好きなタイミングで社内チャットボットの公開が可能。チャットボット作成ごとに新しいURLを利用者に連絡する必要はない。

 また、利用者はSafe AI Gatewayの利用者画面からチャットボットをプルダウンで選択できる。チャットボットごとに会話履歴が保持され、検索やプロンプトテンプレート(※)等の機能も利用可能。

※プロンプトテンプレート:AIへの質問方法を定型化したもので、作業軽減と回答精度の均一化の為に使われる機能

■運用に便利な機能が充実

 実際のチャットにより精度を検証出来る「テスト機能」の利用や、チャットボットごとの会話履歴の管理等を管理画面上で行う事が出来る。会話履歴を確認する事で回答出来なかった質問を抽出し、強化学習をさせる事でチャットボットの精度向上に向けた運用が可能となる。

■提供価格

<スタータープラン> ・Safe AI Gateway 月額基本料金:¥15,000 ・ユーザ単位の月額費用:¥800/ユーザ ・チャットボット価格:¥30,000/ボット

■サービス内容

 100万文字相当のトークン利用可  チャットボットを1ボットまで作成可能

<スタンダードプラン> ・Safe AI Gateway 月額料金:¥100,000~¥500,000 ・チャットボット価格:¥20,000/ボット  ※お得なパック購入版も用意している。

■サービス内容

 プランに応じて100万~1,000万文字相当のトークン利用可  契約ボット数に応じてチャットボット作成可能  利用ユーザ数は無制限(ユーザ単位の月額課金はない)

<エンタープライズプラン> 顧客のニーズに応じてカスタマイズ可能なプラン  ※価格は全て税別

■Safe AI Gatewayとは

 「Safe AI Gateway」は、ソフトクリエイトが2024年2月20日にリリースした、企業が生成AIを「安全・簡単」に利用できるように開発したサービス。安全な大規模言語モデル(LLM)を利用したチャット環境を提供しており、チャット履歴などのデータは顧客個別の論理的な空間に保存される、AIの学習に利用されないなど、安全性に配慮した設計が特徴。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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