ファンデリーが急動意、『日本人の食事摂取基準』(厚労省)を追い風に注目強まる

2024年3月7日 13:22

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業績は好調で回復を強める見通し、期待材料に反応しやすい

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は3月7日、一時23%高の355円(67円高)まで上げて約7か月ぶりに350円台を回復し、後場も堅調な相場となっている。管理栄養士の監修による健康食の宅配などを行い、「食事から取るべきエネルギーや栄養素の摂取量の基準を定めた『日本人の食事摂取基準』の案について、厚生労働省は6日開かれた検討会で取りまとめました」(NHKニュースWEB3月6日18時07分)などと伝えられ、関連株として連想買いが集中した。

 業績は好調で、1月末に発表した第3四半期決算(2023年4~12月・累計)は営業利益が前年同期比52.3%増加した。定期購入サービスの『栄養士おまかせ定期便』や健康食通販カタログ『ミールタイム』『ミールタイム ファーマ』による宅配を行うMFD事業は、売上高・営業利益が4~6月に比べて7~9月に大きく拡大し、旬の食材や国産の食材にこだわった冷凍食品をWEBサイトを通じて販売する『旬をすぐに』を核とするCID事業では、原価率改善と販売直接経費率の低減が進んだ。3月通期の業績見通しは、売上高が前期比8.1%増で各利益とも黒字化を見込み、4期ぶりに完全黒字化を実現する見通しとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】オーナー経営会社が市場を牽引?!「第2の大正製薬」の可能性を探る(2023/12/25)
【株式市場特集】円高メリット株、金利敏感株、無借金経営株にチャレンジングの可能性を期待(2023/12/18)
【株式市場特集】年末・年始相場のテーマは「掉尾の適温銘柄」、高配当・金関連株に注目(2023/12/11)
【株式市場特集】割安な「01銘柄」に注目!業績上方修正・増配・自己株式取得で新春相場を狙え!(2023/12/04)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事