アミタHDは2日連続ストップ高、「ペットボトルキャップ循環利用」などに関する2つの実証が完了し次への期待強まる

2024年1月18日 14:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■プラスチックの水平リサイクル実現に向けて前進

 アミタHD(アミタホールディングス)<2195>(東証グロース)は1月18日、2日連続ストップ高となり、18日は前場ストップ高の744円(100円高、15%高)まで上げ、後場は買い気配のまま約2か月ぶりに700円台を回復している。16日に「ペットボトルキャップ循環利用」などに関する2つの実証が完了し、市場導入などに向けた取組に移行するとし、期待集中となった。   

 発表によると、アミタHDが代表幹事を務める、J-CEP(ジャパン・サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ)で、(1)プラスチックの水平リサイクル実現に向けた「ペットボトルキャップ回収・再生プロジェクト」(実施期間2022年10月~23年12月)、および(2)デジタル製品パスポート(DPP)への対応に向けた「トレーサビリティシステムの概念実証」(実施期間23年5月~23年9月)の2つの実証が完了した。

 1つ目の実証では、市民から回収したペットボトルキャップを水平リサイクルするスキーム構築の実現性が高まった。また、実際に回収したペットボトルキャップを事例に、2つ目の実証、原料の成形から最終製品化までのサプライチェーンを可視化し、情報追跡を行う「トレーサビリティシステムの概念実証」が行われ、欧州で法制化が進むデジタル製品パスポート(DPP※3)の国内導入に向けた議論が加速された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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