JAPEXが出直り強める、原油高に加え「CO2地下貯留権」への注目も再燃

2023年12月20日 09:28

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■石油株は一部を除いて軒並み値上りする中プラスアルファの買い材料が

 JAPEX(石油資源開発)<1662>(東証プライム)は12月20日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5220円(100円高)と約1週間ぶりに5200円台を回復している。中東・紅海でのイスラム過激派の活動活発化などを受けてNY原油相場が続伸し1バレル73ドル台に乗ったことや、「CO2地下貯留権を創設、政府(中略)排出削減へ官民投資促す」(日本経済新聞12月20日付朝刊)と伝えられたことなどが好感されている。

 20日は、石油株が一部を除いて軒並み値上がりして始まった中で、JAPEXにはプラスアルファの買い材料として「CO2地下貯留権」が浮上した。石油や天然ガスの開発採鉱で蓄積した技術を活用し、CO2の地下貯留に関する事業「CCS事業」を推進している。2023年に政府が選定した「先進的CCS事業の実施に係る調査」では、選定7案件のうち2案件(苫小牧地域、東新潟地域)を受託した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】割安な「01銘柄」に注目!業績上方修正・増配・自己株式取得で新春相場を狙え!(2023/12/04)
【株式市場特集】師走相場で狙うべき銘柄は?不完全燃焼のパチンコ・パチスロと花粉症関連株に注目(2023/11/27)
【株式市場特集】新NISAで狙うべき株は?株式分割銘柄が受け皿になる理由(2023/11/20)
【株式市場特集】グロース市場のバリュー株を探せ!業績上方修正、高配当、時価総額上位の割安銘柄を厳選(2023/11/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事