ブルガリのアイコン“蛇”モチーフ「セルペンティ」75周年記念展が原宿で

2023年11月14日 08:19

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記事提供元:ファッションプレス

 ブルガリ(BVLGARI)は、アイコン「セルペンティ」の75周年を記念してエキシビジョン「ブルガリ セルペンティ 75周年 時を超えて紡がれる無限のストーリー展」を東京の原宿(表参道)にて開催する。期間は、2023年11月9日(木)から11月26日(日)まで。

“蛇”モチーフのアイコン「セルペンティ」75周年のエキシビジョン
 古くから多くの芸術家や作家たちにインスピレーションを与えてきた蛇をモチーフとするブルガリの「セルペンティ」。1948年にデビューして以来、数十年にわたり職人たちの手によって進化を遂げてきた。「セルペンティ」は、歴史的なものであると同時に、大胆な変革の象徴であり、常に新しさを感じさせるものでもある。

 そんな「セルペンティ」の誕生75周年に際し、同展では、無限のメタモーフォシス(変容)をテーマに「セルペンティ」とアートの世界を融合させることで、進化とその魅力を紐解いていく。

アーカイブやハイジュエリー展示、カフェエリアなど盛りだくさん内容
 ブルガリの大胆な魅力とクリエイションを体現する「セルペンティ」の歴史やアーカイブコレクションを紹介するエントランスエリア、世界観を映像で体験できるエクスペリエンスルーム、「セルペンティ」のヘリテージピースから最新のハイジュエリーコレクションが並ぶ展示エリアなど、その内容は盛りだくさん。

ブルガリのハイジュエリーのクリエイションに迫るドキュメンタリーフィルム『Inside The Dream』のダイジェスト版を通じてその魅力を楽しむカフェエリアも設けられている。

 同展の主役は、ジュエリー、ウォッチ、そしてバッグなどブルガリのアーカイブや最新のハイジュエリーコレクションから集められた「セルペンティ」のクリエイションだ。会場では、ブルガリのアイコン「セルペンティ」誕生75周年に捧げられた、6つのエクスクルーシブなハイジュエリーコレクションを目にすることができる。

 ザンビア産エメラルドやパヴェダイヤモンドを敷き詰めたホワイトゴールドの蛇は、自然の魅惑と美の物語を紡ぐセルペンティ ネックレスに。ダイヤモンドが丁寧にパヴェセッティングされたリングは、まるで光がダンスするかのように煌めき、蛇が指に巻き付く姿を優美に表現する。

コラボレーションアートの展示も実施
 同展の開催にあわせて、現代アーティストのレフィーク・アナドール、建築家/アーティスト/デザイナーのエマニュエル・ムホー、そしてエンターテインメントの新時代を創造するstuと170年の歴史をもつ植彌加藤造園によるコラボレーションアート作品が一同に会する。

エマニュエル・ムホーのインスタレーションなど
 例えば、エマニュエル・ムホーによるインスタレーション “100 colors no.50 Serpenti”は、「セルペンティ」の魅力にインスパイアされた“無限の色”というコンセプトのもと作られた作品。100色の濃淡で347,100個のローマ数字が、100枚の大きな透明アクリルパネルに書かれ、約16mの深さまで規則的に並んだ空間の中央は、来場者が中を歩けるようになっている。

また、stux植彌加藤造園の作品“Sandscape Garden”は、日本の伝統的な庭園様式である枯山水を感じさせる空間で、水や風、それらにより刻々と変容を重ねながら形づくられる躍動的な景色を映し出す。古代ローマでも建築材料として使用されたトラバーチンという石材を景石に用いた作庭は、歴史の長い植彌加藤造園としても初の試みだ。

 【詳細】
「ブルガリ セルペンティ 75周年 時を超えて紡がれる無限のストーリー展」
期間:2023年11月9日(木)~11月26日(日)
場所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
時間:11:00~20:00(最終入場19:30)
※最終日11月26日(日)は11:00~17:00(最終入場16:30)
事前予約:「ブルガリ セルペンティ 75周年 時を超えて紡がれる無限のストーリー展」は、ブルガリ公式LINEにて事前予約制。

【問い合わせ先】
ブルガリ ジャパン
TEL:0120-030-142

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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