9日のNY市場は続伸

2023年10月10日 06:59

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33604.65;+197.07Nasdaq;13484.24;+52.90CME225;31255;+235(大証比)

[NY市場データ]

9日のNY市場は続伸。ダウ平均は197.07ドル高の33,604.65ドル、ナスダックは52.90ポイント高の13,484.24で取引を終了した。中東の地政学的リスク上昇を警戒した売りに寄り付き後、下落。その後、米ダラス連銀のローガン総裁が長期債券利回りの上昇が利上げの必要性を弱める可能性を指摘したほか、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長も政策を慎重に進める余地があるとの発言を受けて金利高懸念が後退し、買戻しに拍車がかかった。また、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実行支配するイスラム組織ハマスとの戦闘激化で防衛関連、また、原油高でエネルギー関連が買われ相場を一段と押し上げ。終盤にかけて、上げ幅を拡大し、終了した。セクター別ではエネルギーや資本財が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比235円高の31255円。ADR市場では、対東証比較(1ドル148.53円換算)で味の素<2802>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、HOYA<7741>が上昇した一方で、ANA<9202>、東レ<3402>、任天堂<7974>、大日印<7912>は下落し、全般は買い優勢。《ST》

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