シナネンHD、シェアサイクルをイベント時などの交通手段に、「ダイチャリ短期設置プラン」9月25日から

2023年9月26日 13:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■イベント開催時の集客力向上に貢献

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は、子会社でシェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSが、ダイチャリのステーションをイベント開催時などに合わせて短期的に設置できる「ダイチャリ短期設置プラン」を9月25日(月)より開始すると発表した。

 シナネンモビリティPLUSは、自転車の貸し出し・返却拠点であるステーションを約3,200カ所展開する日本最大級のシェアサイクル事業者である。2017年のサービス開始以来、様々な事業者との提携を通じてラストワンマイルの移動手段としてシェアサイクルサービスを提供し、これまで多くのユーザーが利用している。

 そうした中、地域イベントの主催者から「イベント会場が駅から遠いため、会場への交通手段としてシェアサイクルを提供したい」、「近隣の幅広いエリアから集客したい」など、といった要望でダイチャリステーションの短期的な設置希望が増えてきた。従来は、このようなニーズに対し、試験的に対応をしていたが、同プランは「移動を楽しく、快適に」というダイチャリのコンセプトと一致することから、今回正規の新プランとして提供を開始した。

 このプランは、スマートフォンがあれば24時間365日、使いたいときに自転車を利用できるというシェアサイクルサービスのメリットはそのままに、プラン利用者が自由にステーション数や設置場所、ラック数、設置期間をカスタマイズできる。

 そして、国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」のシステムを利用しステーションが設置可能なため、近隣にある設置済みステーションとの相性が良く、来場者の交通利便性が高まることによる集客向上が見込まれる。また、車での来場を抑制することで渋滞や駐車場の混雑回避、会場周辺の過剰駐輪の防止などの問題解決に加え、CO2削減に寄与するなど、様々な相乗効果が期待される。

【想定される利用シーン】 ・フェス、お祭り、花火大会などの広範囲からの集客が見込まれるスポット的なイベント ・地元の商店街などで実施する近距離移動を伴う地域密着型のイベント ・スタジアムや球技場など駅からの移動が発生する大規模集客施設でのスポーツイベント

【試験導入事例】 A.六郷渡場フェス2022 日程:2022年11月19日(土)10:30~17:00  川崎駅からイベント会場まで気軽に往来しやすくすることで来場者を増加させることを目的に導入。

B.スイッチ!サギヌマ 日程:2022年11月12日(土)13日(日)11:00~16:00  鷺沼駅前、鷺沼小学校、鷺沼公園の三か所のイベント会場に設置し、会場間の往来の利便性を向上することを目的に導入。

 シナネンモビリティPLUSは今後も、移動手段の一つとして便利で利用しやすいシェアサイクルの利用・普及促進に向け、サービスの充実を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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