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9月14日のNY為替概況
*04:10JST 9月14日のNY為替概況
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円56銭へ上昇後、147円02銭まで下落し、引けた。
米8月生産者物価指数(PPI)が予想以上の伸びとなったほか、8月小売売上高も予想を上回ったため米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の追加利上げ観測が一段と強まり長期金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、欧州中央銀行(ECB)のハト派利上げを受けた
ユーロ円絡みの円買いが強まり、反落。押し目からは、株高に伴うリスク選好の円売りも強まり、下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.0748ドルまで上昇後、1.0632ドルまで下落し、引けた。
ECBは定例理事会でインフレ見通し引き上げに伴い10会合連続で利上げに踏み切ったため一時ユーロ買いが強まった。その後、声明で一部メンバーが金利据え置きを支持したことが明らかになったほか、成長見通しを下方修正したため利上げサイクル終了の思惑が強まりユーロ売りに転じた。
ユーロ・円は158円39銭まで上昇後、156円64銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2480ドルから1.2397ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8929フランまで下落後、0.8971フランまで上昇。
対ユーロで売られたのち、買戻しが加速。
[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:22万件(予想:22.5万件、前回:21.7万件←21.6万件)
・米・失業保険継続受給者数:168.8万人(予想:169.5万人、前回:168.4万人←167.2万人)
・米・8月生産者物価指数:前月比+0.7%(予想:+0.4%、7月:+0.4%←+0.3%)
・米・8月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、7月:+0.4%←+0.3%)
・米・8月生産者物価指数:前年比+1.6%(予想:+1.3%、7月:+0.8%)
・米・8月生産者物価コア指数:前年比+2.2%(予想:+2.2%、7月:+2.4%)
・米・8月小売売上高:前月比+0.6%(予想:+0.1%、7月:+0.7%)
・米・8月小売売上高(自動車除く):前月比+0.6%(予想:+0.4%、7月:+1.0%)
・米・7月企業在庫:前月比0%(予想:+0.1%、6月:-0.1%←0.0%)《KY》
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