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トヨタの生産指示システム障害、原因はディスク容量不足
記事提供元:スラド
8月末に部品発注システムの不具合でトヨタの全工場が稼働停止になるトラブルがあったがトヨタは6日、この原因に関する発表をおこなった(トヨタリリース)。
先の不具合は部品の発注処理を行う複数のサーバーの一部が利用できなくなったことで発生した。経緯に関しては、不具合発生の前日となる8月27日に定期の保守作業を実施、その際、データベースに溜まったデータの削除と整理を実施したが、作業用のディスク容量が不足していたためエラーが発生、それによってシステムが停止したとしている。
これらのサーバーは、同一のシステムで作動していたため、バックアップ機でも同様の障害が発生した。切り替えができず、工場の稼動停止に至ったとのこと。8月29日に容量の大きいサーバーにデータを移管したことでシステムが復旧し、工場の稼働が再開したとしている。
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