コンセックが高値を更新、赤字決算後もジリ高続くため注視されていた中でM&Aを発表し買い膨らむ

2023年9月4日 13:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「一層地域に根ざした事業展開が可能」に

 コンセック<9895>(東証スタンダード)は9月4日の後場、4%高の1223円(48円高)で始まり、前場から2日続伸基調となって年初来の高値を更新し、2022年10月以来の1200円台に進んでいる。8月31日に株式会社丸金建設(岡山県倉敷市)へのM&A(100%子会社化)を発表し、以後連日高。「一層地域に根ざした事業展開が可能となる」(発表リリースより)としたことなどが好感されている。

 これに先立って8月10日に発表した第1四半期決算は各利益とも前年同期比で赤字拡大だったが、株価は特段下げることなくジリ高傾向を続けてきた。このため、業績面の不調は消化済みと見ざるを得ない相場が続いてきたという。こうした中で、買いの機をうかがっていた投資家が丸金建設の子会社化という株価材料を受けて見切り発車的に買い出動してきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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