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100年前の関東大震災後に出回った『フェイク画像』
記事提供元:スラド
1923年9月1日に発生した関東大震災から今年は100年となる。NHKの記事では当時の関東大震災に関連するフェイク画像とデマに関連した特集が組まれた。これによると、関東大震災の恐ろしさを伝えるケースとして有名な工場跡地「被服廠跡」の火災の惨状を表しているとして流通した、絵はがきが存在する。しかし、これは実際には改ざんやねつ造が行われたものだった(NHK)。
発見の経緯については元記事を読んでいただきたいが、共同通信社のOBの写真編集者の沼田清さん絵はがきにある写真のねつ造を指摘した。ねつ造されたものが手回った背景に関しては、当時の「被服廠跡」の火災については、遺体などが映った写真は警察当局から発売禁止処分を受けており、元のデータは存在していない模様。しかし3万8000人が亡くなった「被服廠跡」での出来事は、その後も注目を集め続けたため、ねつ造された写真を掲載した絵はがきが出回るようになったのではないかとしている。
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