ホンダが一段高、大幅増益と9月末の株式3分割など好感、自動車株の中でも目立った値上がり

2023年8月10日 11:12

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■第1四半期決算は営業利益2.2倍、2007年以来の高値に進む

 ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は8月10日、一段高で始まり、取引開始後に7%高の4707円(296円高)まで上げて約1週間ぶりに高値を更新し、株式分割柄調整後の値段で2007年以来の4700円台に進んでいる。9日の15時に発表した第1四半期決算(2023年4~6月、IFRS)の連結業績が前年同期比で売上高20.8%増、営業利益2.2倍となるなどで大幅に回復し、9月末を基準日とする株式3分割も発表、好感買いが集まった。

 4~6月の連結営業利益は前年同期の2.2倍の3944億47百万円だった。3月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は1兆円(前期比28.1%増)のため、4~6月の好調が続けば上振れ濃厚との期待が出ている。 (HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】1月以来、業績を上方修正して黒字転換した銘柄の決算発表日に注目(2023/04/24)
【株式市場特集】鉄鋼株、オートバイ株、産業ロボット株をバフェット氏へ推薦(2023/04/17)
【株式市場特集】「楽しい株式投資」を提案!大谷翔平・WBC関連株と藤井聡太関連株(2023/04/10)
【株式市場特集】消費関連の最出遅れ株、サードパーティー銘柄ともいうべき食品・水産物の卸売株に注目(2023/04/03)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事