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8月8日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*04:03JST 8月8日のNY為替概況
8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円92銭から143円49銭まで上昇し引けた。
米6月貿易赤字が予想を上回り一時ドル買いが後退した。しかし、中国経済指標が予想を下回り成長停滞懸念が強まったほか、米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米中小銀の格下げや見通し引き下げを発表し金融不安が再燃したため質への逃避のドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0929ドルまで下落後、1.0961ドルまで上昇し、引けた。イタリア政府の銀行課税承認を受けて欧州の銀行株も売られユーロ売り圧力となった。
ユーロ・円は、156円38銭から157円20銭まで上昇した。イタリア政府の銀行課税承認を受けたユーロ売り、株安に連れリスク回避の円買いが優勢となったのち、米株式相場の回復に連れ円買いが後退。
ポンド・ドルは、1.2684ドルまで下落後、1.2746ドルまで上昇。
ドル・スイスは、0.8783フランへ上昇後、0.8750フランまで下落した。
【経済指標】
・米・6月貿易収支:-655億ドル(予想:-650億ドル、5月:-683億ドル←-690億ドル)
・米・6月卸売在庫改定値:前月比-0.5%(予想:-0.3%、速報値:-0.3%)
・米・6月卸売売上高:前月比-0.7%(予想:-0.2%、5月:-0.5%←-0.2%)《KY》
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