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ボイジャー2号、3カ月近く地球と通信できない状態に
記事提供元:スラド
headless 曰く、 NASA は現在、ボイジャー 2 号と通信できない状態になっているそうだ(NASA のブログ記事、Ars Technica の記事、The Register の記事、Ghacks の記事)。
原因となったのはスケジュールに従って 7 月 21 日に実施した一連のコマンド送信で、意図せずボイジャー 2 号のアンテナの向きが地球から 2 度ずれてしまったという。この変更により、ボイジャー 2 号はおよそ 199 億 km 離れた地球上の Deep Space Network (DSN) に接続できなくなり、地球からのコマンドも受信できなくなっている。
ただし、ボイジャー 2 号はアンテナが正しく地球に向かうよう、方向のリセットを年に数回実行するようプログラムされている。次の方向リセットは 10 月 15 日であり、これにより通信が回復するとみられる。ボイジャー 2 号は通信できない期間中も計画した通りの軌道を進むとミッションチームは予想しているそうだ。
なお、ボイジャー 1 号は地球から 240 億 km ほど離れた位置にあり、正常に運用されているとのことだ。
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