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アフターコロナで「4年振り」のイベントが続々 各地で大勢の賑わい
ウィズコロナ・アフターコロナ時代に突入し、人の流れが活発になってきた。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症へと見直されたことに伴って、各自治体などが定めていたイベントの開催制限なども緩和されたことで、様々なイベントや催事にもコロナ前の賑わいが戻りつつあるようだ。
東京では7月の最終土曜日、日本最古の花火大会「隅田川花火大会」が4年振りに開催されることが決定した。夜空を彩る国内最大級20,000発の花火は、東京の夏の風物詩。東京スカイツリーをはじめとする近隣の施設ではすでに、花火観覧席などの予約販売も始まっている。
コロナ禍で自粛されていた各地のお祭りも、今年は続々と開催が決定。すでに行われた祭りでも多くの人出が報告されている。5月のおわりには神戸で初夏の訪れを告げる「神戸まつり」が4年りに開催された。メイン会場のフラワーロードでは、恒例の華やかなパレードが港町を彩り、神戸市婦人団体協議会による総踊りを皮切りに、神戸ジャズ100周年を記念した演奏や華やかなサンバチーム、さらには東京ディズニーリゾートから開園40周年を祝うスペシャルパレードが特別参加するなどし、およそ100万人の人出で大いに盛り上がった。
神戸といえば、灘五郷の酒蔵でも続々とイベントが再開されている。4月15日には白鶴酒造が3年半振りの「酒蔵開放」を開催。時期的には、まだコロナが5類に移行前ではあったものの、雨模様の中、約2,500名もの来場者を集めて賑わった。同社では万全のコロナ対策のもと、それでも来場した人たちに3年半振りの酒蔵開放を楽しんでもらおうと、福袋の販売や有料試飲、来場者プレゼント、新鮮野菜の販売などを実施。さらに同催事では初めてキッチンカーも出店。地元(呉田まちづくりの会)のお店や鯖寿司などの食べ物も、すべて完売する大盛況振りだった。
中でも、やはり日本を代表する酒蔵のイベントだけあって、日本酒の試飲コーナーは一番の人気だ。定番の日本酒銘柄はもちろん、普段はなかなか飲めない垂口、そして同社の若手社員たちが若者の感覚で開発に取り組んでいる新しいブランド「別鶴(べっかく)」 など、ここでしか味わえないラインナップは日本酒ファンならずとも思わず試してみたくなる。それに加え、プレミアム低アルコール飲料の「ZIMA」や無濾過のホワイトエールビール「BLUE MOON」も用意され、 会場は久し振りの明るい笑顔に包まれた。
これから本格的な夏や秋に向け、イベントも増えてくることだろう。感染症への注意は引き続き気をつけていきたいが、ようやく訪れたアフターコロナ。存分に楽しんでほしい。(編集担当:今井慎太郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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