関連記事
新潟県の公文書管理システムから約10万ファイル消失 人為的ミスが原因
新潟県は21日、サーバに保存していた公文書データ10万件が消失したと発表した。システム保守業者の人為ミスが原因であるという。消失したのは同システムにおいて3月24日午後9時から31日午後11時59分までに登録した文書の添付ファイル10万3389件(新潟県発表、富士電機ITソリューション、にいがた経済新聞、ITmedia)。
同県では富士電機ITソリューションの公文書管理システムを使用しているという。県の職員が4月10日に県の職員が添付ファイルを開けない状況になっていることに気付き、同社に調査を依頼したところ、バックアップ期間(3日間)を過ぎていたためバックアップファイルが残っていないことが分かったという。
原因は、添付ファイルの拡張子を小文字に変更する新機能を、必要な社内手続きを経ずに追加したこと。これにより、不要なファイルを削除するプログラムが約10万件のファイルを不要として削除してしまったとしている。開発担当者と運用担当者の間で情報共有もできていなかったとのこと。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | 政治 | ストレージ
関連ストーリー:
京都大学で約77TB分のデータが消失するトラブル。原因は日本HPEのプログラム不具合 2022年01月08日
みずほリサーチ&テクノロジーズ、受託先のシステム文書消失が判明 2021年09月07日
米ダラス警察、移行プロジェクトの最中にデータを消失。 証拠も消え殺人容疑者を保釈 2021年08月31日
求人サービス「engage」の画像・動画が全て消失、不正アクセスによる被害 2021年04月07日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード