ランボルギーニのスーパースポーツPHEV「レヴエルト」とは?

　ランボルギーニは3月29日、ハイパフォーマンスPHEV「レヴエルト」を発表した。同社初のスーパースポーツV12搭載PHEVであり、斬新なデザインやスペックが特徴だ。

【こちらも】レクサス、BEV専用モデル「RZ」発売　「UX」も一部改良

　レヴエルトは、革新的デザインや、新次元のハイスペックが見どころのスーパーカーだ。ランボルギーニの未来を描くようなデザインを与えられた。新しいプロポーションとランボルギーニの伝統性を融合。独自の形状は、これまでのV12モデルを連想させながら、新しいスタイルへの挑戦をうかがわせる。

　 デザインコンセプトは、航空宇宙エレメントがヒントとなった。フロントから六角形エキゾーストまで2本のラインが細く続く。彫刻のようなサーフェスで、宇宙船のような力強さを表現。未来のスーパーカーや、ハイパーカーのあり方を提案しているようだ。

　パワートレインも、ランボルギーニらしい高出力を引き出す。エンジンはV12を採用。これに3台の電気モーターを組み合わせた。

　モーターに関しては、リチウムイオン製のバッテリーパックによる駆動を受ける。このパックは、フル電気駆動モードもサポートする。エンジンと3台の電気モーターで、1015PSのシステム最高出力を発揮する。加速性能は、0-100km/h加速が2.5秒。最高速度は350km/hだ。ランボルギーニのV12としては、最高峰のスペックである。

　レヴエルトの公式タイヤには、ブリヂストンを採用した。ブリヂストンはレヴエルトの性能を最大限に引き出すため、専用タイヤ「Potenza Sport」を開発している。