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東京新聞のカラス肉の刺身食べるコラムが物議 厚労省もコメント
東京新聞の記者コラムで、住民の家に集まってカラスの肉を生で食べ、その体験を一部地域の食文化だとして紹介したことが批判を集めているという。この記事は3月7日に掲載された「カラス肉の生食文化 究極のジビエに挑戦」と題する記事。記事では地元の住民ら十数人が集まり、狩猟したとみられるカラス13羽を調理して食べたとなっている(東京新聞、J-CASTニュース)。
記事掲載後にジビエ(野生鳥獣肉)を生で食べれば、肝炎などを引き起こし、命を落としかねないなどとして、専門家を含めて多くの批判が出たようだ。このことを取り上げたJ-CASTニュースの記事によれば、中には取材先となった茨城県内で鳥インフルエンザが発生して鶏が殺処分されたと報じられているにもかかわらず、ジビエの生食を紹介するのは理解できないといったの声もあったとされる。
また厚労省も記事が出た翌日となる8日に公式ツイッターで、ジビエの生食は「非常に危険」だとして、カラスのイラストを付けて注意を呼びかける投稿をしている。J-CASTの厚労省への取材によると、 報道の自由はありますので、記事を載せてはダメとはできませんが、カラスの生食によって他者への大腸菌などの感染リスクがあると周知する必要があると考えています
とするコメントを出している。また茨城県の生活衛生課は記事について、
カラスを生食することは法的に禁止されていませんので、規制することはできません(中略)記事を載せないでほしいと言うのは難しいため、東京新聞に抗議することも予定していません。ただ、生食する人がいると困りますので、記事にしてほしくないとは思っています
とのコメントを出している。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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