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映画『aftersun/アフターサン』若き父と過ごした“20年前の夏の思い出”を辿る物語
映画『aftersun/アフターサン』が、2023年5月26日(金)より公開される。主演はポール・メスカル。
■父親と過ごした夏休みを“20年後”の娘の視点から辿る
映画『aftersun/アフターサン』は、話題作を次々と手がけるスタジオA24が北米配給権を獲得し、2022年カンヌ国際映画祭・批評家週間やアカデミー賞主演男優賞へのノミネート、英国アカデミー賞4部門へのノミネートなどで話題を呼ぶ映画作品。11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になったソフィの視点から綴っていく。
劇中で描かれるのは、20年前にソフィが父親とともに過ごしたひと夏のかけがえのない思い出。若くして父親になったカラムと、思春期真っ只中のソフィがともにトルコのリゾート地で過ごす様子が描かれる。クイーン&デヴィッド・ボウイの「アンダー・プレッシャー」やブラーの「テンダー」などのヒットソングとともに、ミニマリスティックな演出で、大切な人との記憶を辿っていく。
■ポール・メスカルが父親役で主演
■カラム…ポール・メスカル
若くして親になった、ソフィの父親。離れて暮らす思春期の娘ソフィと、夏休みにトルコのひなびたリゾートを訪れる。
カラムを演じるのは、ドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクし『ロスト・ドーター』にも出演するポール・メスカル。ポール・メスカルは、映画『aftersun/アフターサン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
■ソフィ…フランキー・コリオ
11歳の夏休みを、父とトルコのリゾート地で過ごす。その20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、ビデオカメラで撮り合った懐かしい映像を通して、大好きだった父との記憶を辿り、当時は知らなかった父の一面を見出していく。
ソフィは、半年にわたるオーディションで 800 人の中から選ばれたフランキー・コリオが演じる。
■監督・脚本は新星シャーロット・ウェルズ
脚本・監督は、『aftersun/アフターサン』で長編デビューを飾った、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズが務める。また、A24製作、第89回アカデミー賞作品賞など3冠に輝いた『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスがプロデューサーに名乗りを上げている。脚本に惚れこんだというバリー・ジェンキンスは、映画祭での『aftersun/アフターサン』上映の際に、何度も鑑賞しているにもかかわらず感極まり号泣したという。
■映画『aftersun/アフターサン』あらすじ
20年前の夏、ソフィが父と訪れた陽光注ぐリゾート、きらきら揺れる海。今も残る、アフターサンクリームの手触り――すべてがまぶしかった。
11歳の夏、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親・カラムとトルコのひなびたリゾート地にやってきた。輝く太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、ふたりは親密な時間をともにする。20年後、カラムと同じ年齢になったソフィは、ローファイな映像のなかに大好きだった父の、当時は知らなかった一面を見出してゆく……。
【詳細】
映画『aftersun/アフターサン』
公開日:2023年5月26日(金)
監督・脚本:シャーロット・ウェルズ
出演:ポール・メスカル、フランキー・コリオ、セリア・ロールソン・ホール
プロデューサー:バリー・ジェンキンス
原題:aftersun
字幕翻訳:松浦美奈
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