常設企画展示「美しき時代と異彩のジュエリー」箱根ラリック美術館で

2023年2月26日 17:12

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記事提供元:ファッションプレス

 常設企画展「美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー」が、神奈川の箱根ラリック美術館にて、2023年4月29日(土・祝)から11月26日(日)まで開催される。

■美しき時代と共にあったラリックのジュエリー

 19世紀末から20世紀初頭にかけて、科学技術の進歩と経済発展を背景に文化が花開いたフランス・パリ。その最も輝いていた時期をベル・エポック(美しき時代)と呼ぶ。第一次世界大戦勃発まで隆盛を極めたパリでは、美術や文学、音楽や演劇など芸術における様々な分野が大きな発展を遂げていた。

 ジュエリー作家のルネ・ラリックは、人々が豊かさと束の間の平和を享受した約30年間のベル・エポックに、輝かしい功績を残した人物だ。フランスを代表する大女優であり、ベル・エポックの象徴でもあるサラ・ベルナールにジュエリーを認められたラリックは、1900年に行われたパリ万博にてグランプリを獲得。それまでジュエリーの素材としては珍しかった半貴石や獣角といった素材を取り入れ、独創的なジュエリーを生み出し続けた。

 常設企画展「美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー」では、ベル・エポックに異彩を放ったラリックの独創的なジュエリーを紹介。会場では、二頭の甲虫と女性を掛け合わせたブローチや藤のペンダントなど、ユニークな宝飾品の数々が並ぶ。伝統にとらわれず誰も見たことのないものを作ろうと、常に新しいものに目を向けていたラリックによる珠玉のジュエリーをぜひ目の当たりしてみては。

■作品モチーフのオリジナルスイーツも

 また、2023年2月1日(水)にリニューアルオープンした、ラリックが室内装飾を手掛けた1929年製の車両「Orinent Express」では、ラリックが制作した《流れる髪の女》をオマージュしたオリジナルスイーツを展覧会開催期間中の土日祝のみ数量限定で楽しむことができる。

【詳細】
常設企画展「美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー」
会期:2023年4月29日(土・祝)~11月26日(日)
会場:箱根ラリック美術館 1階常設展示室ジュエリーコーナー
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
開館時間:9:00〜16:00(美術館入館は15:30まで)
入館料:大人 1,500円、大学生・高校生・シニア(65歳以上) 1,300円、中学生・小学生 800円
※レストラン、ベーカリー、パティスリー、ミュージアム・ショップは入場無料。
※臨時休館の場合あり(最新情報は公式ホームページを確認)

■オリジナルスイーツ「“流れる髪の女”に魅入られて」3,300円

※提供場所:Orient Express
※土日祝のみ。数量限定。
※当日現地予約のみ受付。

【問い合わせ先】
箱根ラリック美術館
TEL:0460-84-2255

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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