サバが記録的な不漁、サバ缶詰の出荷が一時停止に

2023年2月18日 18:12

印刷

記事提供元:スラド

サバの記録的な不漁を受けてサバ缶の価格が上昇中だそうだ。大手水産食品の極洋は3日、この影響でサバ缶詰の出荷を一時停止したと発表した。不漁の影響で加工に適したサバの水揚げが減っているのが理由であるという。同社のサバ缶詰30品のうち28品を休売する方針(極洋リリース日テレNEWS)。

日テレNEWSによると、サバは秋の終わりから冬に旬を迎えるため、本来なら2025年に賞味期限を迎えるサバ缶が店頭に並んでいる時期だという。しかし、現在、店頭で販売されているサバ缶は、1シーズン前に製造されたものが多いようだ。サバに関しては、昨年も福井県小浜市のブランド養殖魚「小浜よっぱらいサバ」が猛暑の影響で出荷停止になり、話題になったことがあった(福井新聞ONLINE)。 

スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | 地球 | ビジネス | サイエンス

 関連ストーリー:
サンマ漁獲規制の数量制限で各国が合意、しかし漁獲枠は昨年を漁獲量を上回る 2019年07月23日
タコの需要が世界的に増加、その結果値上がり傾向に 2018年04月28日
高知県、シラスウナギの不漁を受けて採捕期間を延長へ 2018年03月01日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事