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誤解を招く!? 意味が異なるカタカナ英語3選
日本で日常的に使われているカタカナ英語には、英語圏では日本語とは違ったニュアンスで伝わるものが少なくない。今回はそのような単語3選を紹介する。
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■original
originalを辞書で調べると、「最初の、初期の、起源の~、独創的な~」と定義されている。
日本では「オリジナルソング」のように、「自分が作った~」のようなニュアンスがあるが、英語には無い。
例)
This is the original edition.「これが原版だ」
■serious
日本で「シリアスなシチュエーション」と言うと、「何かしら緊迫感のある状況」をイメージするのではないだろうか。英語には「緊迫している」というニュアンスは無く、「serious」の意味は「まじめな~、本気の~」である。
例)
I’m gonna quit this job.「この仕事辞める」
Are you serious?「それ本気で言っているの?」
■tension
恐らく和製英語としては最も頻繁に用いられる部類に入るのではないだろうか。よく「あの人はテンションが高い」「今日はテンションが低い」など、人の感情や気分を表す表現として用いられるが、英語にはその意味は全く無い。
tensionは緊張を表す単語で、例えば「糸等の張り具合」や「状況の緊張」を表す。
例)
a high tension string「張り具合の強い弦」
under extreme tension 「極度に緊張して」
英語で「テンションが高い」などと表現したい場合は、「energetic(エネルギッシュな~)」のような単語を使おう。
例)
He looks so energetic today.「彼は今日はテンション高そう」
なぜ日本で全く意味が異なって使われているのかは疑問が残るところだが、いずれにしても英会話でそのまま使ってしまうと相手に全く意味が伝わらないだろう。是非間違った使い方には注意して頂きたい。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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