「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」23年秋開業、約80店舗が揃う商業施設&ホテルがオープン

2023年1月28日 09:16

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記事提供元:ファッションプレス

 超高層タワーの複合施設「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が、東京・虎ノ門に2023年秋に開業する。

■新たな超高層タワー「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」

 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅に直結してオープンする「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、地上49階、地下4階、高さ約266mにも及ぶ超高層タワー。2014年竣工の「森タワー」をはじめ、「ビジネスタワー」「レジデンシャルタワー」に続く「虎ノ門ヒルズ」の新タワーだ。

 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」では、地下鉄駅前広場と一体となった商業施設をはじめ、東京初進出となる「ホテル虎ノ門ヒルズ」、国際水準のオフィスを備える。さらに、最上部には、ホール、ギャラリー、プール、レストラン等を有する拠点「TOKYO NODE」を開設する。

■〈地下2階~地上7階〉商業ゾーン、飲食や物販など約80店舗

 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の地下2階から地上7階フロアは、約80店舗が出店する商業施設としてオープン。

3層吹き抜けの地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム」と直結したマーケット「T-マーケット」をはじめ、ベイクルーズのブランドを横断的にチェックすることができるエリア初の大型セレクトショップ「ベイクルーズ ストア トーキョー(BAYCREW’S STORE TOKYO)(仮称)」や、ジム・温浴・サウナ・メディテーションなどを提供する、「東急スポーツオアシス」による都心最大規模の総合ウェルビーイング施設が登場する。

 駅前広場「ステーションアトリウム」直結の「T-マーケット」では、飲食・食物販・物販店舗を展開。ミシュランやビブグルマンなどで高い評価を得ているシェフやパティシエの店舗を集め、リーズナブルながら高いクオリティを誇る新しい食体験を提供する。

また、「T-マーケット」中央部には約130席の共通席を用意。様々な店舗の食事を買ってすぐに楽しむことができる。その他、クラフトビール醸造所やバー、雑貨、フラワーショップなどが出店。朝7:00から夜23:00まで、オールデイに営業し、にぎわいあふれる店舗空間を演出する。店舗間でのコラボレーションイベントや、アート・音楽と融合したカルチャーイベントも開催される予定だ。

■〈1階・11~14階〉ホテル虎ノ門ヒルズ

 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の1階と、11階から14階までのフロアには、205室の客室を備える「ホテル虎ノ門ヒルズ」が誕生。ハイアットのインディペンデント・コレクションの1つであり、東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」が手がける新ホテルだ。

「ホテル虎ノ門ヒルズ」では、街の様々な施設や機能と連携する「街のホテル」をコンセプトに、街に開かれたレストランやカフェ、ラウンジを用意。カフェやレストランで提供されるメニューは、長年ミシュランの星に輝く有名シェフのセルジオ・ハーマンが監修。ホテル1階の路面店となるレストランとカフェ&バーでは、モダンカジュアルなヨーロピアンテイストの美食を提供する。

 都心の眺望を臨む開放的なラウンジは、ワーキングスペースとして利用できるほか、シャワーブースやリラクゼーションルーム、ミーティングルームも備え、様々な利用シーンに対応。メゾネットが特徴的なスイートルームは、プライベートな空間での小規模なイベント開催にも使用することができる。

ホテルのインテリアデザインは、日本で初めて内装デザインを手がけるデンマークのスペース・コペンハーゲン。日本建築の美意識と実用性にインスパイアされたリュクスな空間にも注目だ。

■〈45階~49階、一部8階〉情報発信拠点「TOKYO NODE」

 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上部には、約10,000m²の新たな情報発信拠点「TOKYO NODE」が登場。メインホールや3つのギャラリーなどを備え、ビジネス、アート、エンターテイメント、テクノロジー、ファッションなど、従来のジャンルにとらわれずに、様々な領域を横断した情報発信地を目指す。それぞれの会場は連結した回遊型スペースとしての一体的な利用も可能だ。

また、フォーマルからカジュアルまで4つの特徴的な飲食施設をオープンし、通常の利用に加え、ケータリングやコラボレーションカフェなども実現可能に。屋上には、スカイガーデンやプールに加え、世界トップレベルのシェフが手がける2つのレストランがオープン。そのうちの1つとして、パリでアジア人初となるミシュランフレンチ3つ星を獲得した小林圭監修のグリルレストランが誕生する。

■ステーションタワー&森タワーを繋ぐ大規模歩行者デッキ

 日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅と一体的に開発される「ステーションタワー」では、国道1号線「桜田通り」を挟んだ「森タワー」のオーバル広場へと、直接歩いて渡ることのできる幅員20mもの大規模歩行者デッキを整備。

さらに、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅とイベントスペース、商業ゾーンを直結・連続させた駅前広場「ステーションアトリウム」も誕生。より一層便利に「虎ノ門ヒルズ」エリア一帯を回遊できるように、地上・地下・デッキレベルの重層的な交通ネットワークが整備されることとなる。

【詳細】
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
開業時期:2023年秋
住所:東京都港区虎ノ門1丁目、2丁目の一部
階数/建物高さ:地上 49階 地下4階 / 約266m
フロア構成:
・地下2階~地上7階/商業施設(T-マーケット、ベイクルーズ ストア トーキョー、ウェルビーイング総合施設 他)
・1階、11階~14階/ホテル虎ノ門ヒルズ
・9階、10階、15階~44階/オフィス
・45階~49階、一部8階/TOKYO NODE

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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