米連邦航空局の通知システム障害、全米で国内線フライトの出発が一時中止

2023年1月13日 11:36

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 米連邦航空局 (FAA) のフライトクルー向け通知 (NOTAM) システムが 11 日にダウンし、東部時間 9 時 (日本時間 23 時)まで国内線フライトの出発を一時中止するよう航空会社に命じた(FAA の声明The Verge の記事Ars Technica の記事The Register の記事)。

NOTAM (Notice to Air Mission) はフライトを運航するスタッフにとっては重要だが、一般向けではない情報を通知するシステムだ。障害は前夜から始まっていたようで、FAA は東部時間 11日 6 時 29 分 (日本時間 20 時 29 分) のツイートで最後の検証を行い、システムの再読み込みを実行中だと説明している。FAA では復旧を進め、空域で混雑が発生したニューアーク・リバティ空港 (EWR) とアトランタ・ハーツフィールド-ジャクソン空港 (ATL) で日本時間 22 時 15 分までに出発を許可。22 時 50 分には運航が徐々に再開され、離陸中止命令はすべて解除したとのことだ。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | バグ | idle | IT | アメリカ合衆国 | 交通

 関連ストーリー:
エチオピア航空のパイロット、目的地と間違えて開港前の新空港に着陸 2021年04月07日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事