熊本県立大で情報漏洩、2要素認証の例外扱いを突いたか

2022年12月16日 18:25

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記事提供元:スラド

熊本県立大学は13日、学生や教職員などのべ5288人分の情報が漏洩したと発表した。同大名誉教授のメールアカウントが何者かに不正利用されたとみられている。今月7日に名誉教授から不審なメールが大量に送信されているとの連絡を受け、大学側が調査したところ、本人が把握していないメールが1276件送られていたという(朝日新聞)。

調査により8月30日以降、海外のサーバーを経由したログインが約1000件あったことも判明したとしている。同大では2要素認証を原則としているが、この名誉教授は携帯電話を所持していなかったことから、例外扱いになっていたとのこと。 

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