東京為替:ドル・円は軟調、夕方に一時138円割れ

2022年11月28日 17:18

印刷

記事提供元:フィスコ

*17:18JST 東京為替:ドル・円は軟調、夕方に一時138円割れ

28日の東京市場でドル・円は軟調。早朝に139円42銭を付けた後、中国でコロナ政策に対する抗議活動の拡大が嫌気され、リスク回避的な円買いが優勢に。ドルも安全通貨として買われたが、米10年債利回りの低下により対円では夕方に137円80銭まで値を下げた。

・ユーロ・円は144円70銭から143円05銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0341ドルから1.0392ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円138円30-40銭、ユーロ・円143円50-60銭
・日経平均株価:始値28,220.56円、高値28,238.50円、安値28,046.32円、終値28,162.83円(前日比120.20円安)

【経済指標】
・豪・10月小売売上高:前月比-0.2%(予想:+0.5%、9月:+0.6%)

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「現時点で政府・日銀の役割を見直す必要があるとは思わない」
「賃金上昇に伴う2%物価目標の達成を目指すのが責務」
・シルクNZ準備銀行副総裁
「リセッションの予想は浅く、テクニカル的なものになるだろう」
「金融引き締めを減速するには、インフレ期待が低下する必要」《TY》

関連記事