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Windows 11 Insider Preview、2種類のフランス語キーボードレイアウトが追加
headless 曰く、 やや旧聞となるが、Microsoft が先週 Dev チャネルでリリースした Windows 11 Insider Preview ビルド 25247 には 2 種類のフランス語キーボードレイアウト (AZERTY と BÉPO) が追加されている(Windows Insider Blog の記事、Softpedia の記事)。
AZERTY はフランス語キーボードの標準的配列であり、以前から Windows でフランス語の既定の配列になっている。今回追加された AZERTY キーボードでは記号の配置が変更されており、フランス語で必要なすべての文字を入力できるように設計されているという。特に言及はないがフランス規格協会 (AFNOR) による AZERTY 配列のようだ。
新しい AZERTY 配列を使うには、設定>時刻と言語>言語と地域から言語のオプションを開き、キーボードの追加で「フランス語 (標準、AZERTY)」を選択すればいい。フランス語に限らず、英語などのラテン文字を使用する言語で利用可能だ。従来の AZERTY 配列は「フランス語 (レガシ、AZERTY)」という名称に変更されており、引き続き既定のフランス語キーボードとして使われる。
BÉPO はコミュニティが開発し、AFNOR が標準化したもので、アルファベット上段がBÉPOという並びになっている。フランス語以外でもラテン文字を使用する言語でエルゴノミックかつ高効率なキーボード配列として利用できるほか、プログラミングにも適しているという。こちらはキーボードの追加で「フランス語 (標準、BÉPO)」を選択すれば追加できる。
プログラミングに適しているといっても、あまり使いそうもない記号が優先されていたり、日本語環境では使い慣れない AltGr (右 Alt) との組み合わせで入力する記号があったりと、フランス語のように綴字記号を多用する言語を入力するのでなければ使いやすくはなさそうだ。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。
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