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マーチャント・バンカーズが北九州空港付近のホテルを売却、第2四半期の黒字化見通しに加え、さらに収益を上乗せ
■第2四半期は成田空港付近の不動産売却で各利益とも黒字の見込み
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は11月7日の15時30分に販売用不動産(ホテル「ブルーポートホテル苅田北九州空港」福岡県京都郡苅田町)の売却を発表し、これによる売上高並びに売却益65百万円程度(営業利益)を、2022年12月31日に終了する23年3月期の第3四半期に計上するとした。決済・引渡日は22年12月1日(予定)。
■今後も保有物件の入替を行い積極的に物件売却による利益実現
同社は10月3日付でも販売用不動産180百万円程度(寄宿舎、航空会社に社宅として賃貸、千葉県成田市)の売却を発表し、これにより、23年3月期の第1四半期決算における赤字を解消し、同第2四半期決算(22年4~9月・累計)は営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも黒字に転換する見込みとしていた。第2四半期の決算発表は11月14日前後の予定。
さらに、このたびのホテル「ブルーポートホテル苅田北九州空港」の売却により、22年10月に引渡しを完了した大阪市中央区の物件売却による売却益120百万円程度(22年10月11日付「販売用不動産の売却に関するお知らせ」)と合わせ、一段と利益を上乗せするとした。
同社では、新型コロナウィルスの影響から、20年8月にホテル事業から撤退することとし、不動産事業については、外部環境の変化に左右されない、堅固な収益基盤を強化するため、もっぱら、空室リスクが低く、収益性や流動性が高い都市部の居住用マンションを取得・保有することとしており、今回、これらの方針に基づき、ホテル物件を売却することとした。
都市部の居住用マンションにターゲットを絞り、積極的に収益用不動産を取得し、家賃収入による安定的利益の積上げを行いながら、保有物件の入替を行い、引き続き、積極的に物件売却による利益も実現していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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