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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、政策金利見通しは上方修正
記事提供元:フィスコ
*14:50JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、政策金利見通しは上方修正
■下げ渋り、米利上げペース減速予想で豪ドル売り縮小
今週の豪ドル・円は下げ渋り。豪準備銀行(中央銀行)は11月1日開催の理事会で0.25ポイントの追加利上げを決定したが、成長見通し引き下げなどを受けて豪ドル売りが優勢となった。しかしながら、米利上げペース減速の思惑が広がり、ユーロ買い・米ドル売りが再び優勢となったことから、豪ドル売り・米ドル買いは縮小。この影響で豪ドル・円の取引でも豪ドル売りは縮小した。取引レンジ:92円97銭-95円56銭。
■底堅い展開か、政策金利見通しは上方修正
来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は11月理事会で0.25ポイントの政策金利引き上げを決めたが、2024年までの成長見通しを下方改定した。また、四半期金融政策報告では、インフレ見通しを引き上げ、失業率の下げ止まり予想なども示された。ただ、政策金利見通しは「23年半ばに3.5%前後でピーク」と上方修正されており、豪ドルの下支えになりそうだ。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・9日:ブロック豪準備銀行副総裁講演
予想レンジ:93円50銭-96円50銭《FA》
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