KINTO、bZ4Xのサブスク新規申込を再開 プランは改定で値下げ 法人向けも

2022年10月29日 22:25

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bZ4X(画像: KINTO発表資料より)

bZ4X(画像: KINTO発表資料より)[写真拡大]

 トヨタ車のサブスクリプションサービスを手がけるKINTOは26日、bZ4Xのプランを改定し、新規申込の受付を再開した。

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 bZ4Xは、2022年5月に発売されたSUV型EV。BEV専用プラットフォームを生かし、コントロール性能に優れているのが特徴だ。だが急旋回でタイヤが外れるリスクによりリコールの届出があり、発売から1カ月あまりで販売停止となっていた。

 10月26日よりbZ4Xの国内販売が再開されたことに合わせ、サブスクリプションもプランを見直して新規申込の受付を再開した。

 改定後のプランでは、料金が従来より値下げされた。月額利用料は、10年のうち最初の4年が、10万7,800円(価格はいずれも税込)から10万6,700円となった。契約時の申込金は、77万円から38万5000円に値下げされている。

 月額利用料には、自動車保険やメンテナンス代、車検などの諸経費も含んでいる。またクリーンエネルギー自動車の購入に対する国からのCEV補助金や、地方自治体からの補助金が適用される場合は、減額も可能だ。 

 5年目以降は、月額利用料が毎年段階的に引き下げられ、中途解約金も0円となる。

 今回のプラン改定では、法人も利用可能となった。自動車保険やメンテナンス代などの諸経費を、月額利用料として一本化できる。損金として会計処理すれば、減価償却も不要になるなど、bZ4Xをビジネスに使いやすいしくみになった。

 bZ4Xのサブスクリプションサービスは、個人も法人もオンラインだけで契約手続きが可能。また東京都、愛知県、大阪府で合計約500組を対象に、bZ4Xの試乗イベントも開催する予定だ。

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