運転免許持つ若者が650万人減少 将来の物流事業に課題

2022年9月9日 08:32

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記事提供元:スラド

Merkmalに掲載された記事によれば、この20年間で10代、20代の若者の運転免許保有者数は650万人以上減っているという。とくに10代の運転免許保有は2001年には16歳から19歳までの運転免許保有者数が172万人いたのに対し、2021年には84万人と半分以上減っているのだという。この記事ではこのことが将来の物流ドライバーの不足を招き、物流に悪影響を与えるのではないかと指摘している(Merkmal)。

今までは10代、20代人口の67%、10代に限れば18%しか免許を保有していないとしている。記事の筆者は、これほど若者の免許保有者がいないとなると、トラック運転手を始めとする物流ドライバーは将来的に致命的な人手不足に陥るとしている。特に大型トラックの運転手の平均年齢は現時点で49.4歳、タクシー運転手は平均年齢59.5歳に達していることから対処可能な時間は残り少ないとしている。 

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