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豪ドル週間見通し:もみ合いか、大幅追加利上げ観測後退で買いづらい
記事提供元:フィスコ
*14:52JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、大幅追加利上げ観測後退で買いづらい
■弱含み、7月雇用者数減少を嫌気
今週の豪ドル・円は弱含み。中国関連の経済指標が予想を下回ったことや中国人民銀行の予想外の利下げを受けて、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが強まった。7月雇用統計で雇用者数が予想に反して減少したことも嫌気され、一時93円07銭まで売られる場面があった。ただ、週後半は米ドル・円相場が円安方向に振れたことで対円レートの下げ幅は縮小した。取引レンジ:93円07銭-95円10銭。
■もみ合いか、大幅追加利上げ観測後退で買いづらい
来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は利上げを継続する見込みだが、利上げ幅やタイミングは今後のデータ次第、既定の軌道上にはないとの見解を伝えている。大幅追加利上げの可能性は低下しており、新たな豪ドル買い材料が提供されない場合、豪ドル・円は主に94円近辺でもみ合う状態が続くとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:92円50銭-95円50銭《FA》
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