フィッシング対策協議会の7月次報告、URL数が6月の約1.8倍に急増

2022年8月10日 08:33

印刷

記事提供元:スラド

フィッシング対策協議会は3日、2022年7月に同協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より1万9698件増加し、10万7948件となったと発表した。発表によれば、「クレジットカードの利用確認を装うフィッシング」の報告が急増、特にVISA、マスターカード、JCBをかたるメール文面が多くみられたという。以前からフィッシング報告の多かった Amazon、三井住友カードをかたるものと合わせると全体の約73.2%を占めるとしている(フィッシング対策協議会)。

フィッシングURL数に関しては、6月と比較して約1.8倍と急増している。ショートメッセージ (SMS) から誘導されるフィッシングでは、宅配便関連の不在通知を装うものや、Appleをかたる内容、モバイルキャリア、Amazon、Yahoo! JAPANをかたる文面のものが多かったとしている。 

スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | 統計

 関連ストーリー:
従業員がだまされやすいフィッシングメールの件名 2022年07月07日
Bingの検索結果で自治体の偽サイトが表示される事例が頻発 2022年06月17日
SMSを悪用したスミッシング被害増加中。一方で攻撃者のレベルは低下か 2022年06月16日
楽天をターゲットにしたフィッシングサイト広告が乱立。二要素認証未対応も一因? 2022年06月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事