「六本木アートナイト2022」アート展示や音楽など約100のプログラム、村上隆らの「ドラえもん」など

2022年8月8日 07:47

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記事提供元:ファッションプレス

 「六本木アートナイト2022」が、2022年9月17日(土)から9月19日(月・祝)までの3日間、開催される。

■「六本木アートナイト」約100のアートプログラム

 「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台に開催される、アートの饗宴だ。「六本木アートナイト2022」では、「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」をテーマに、美術館をはじめとする文化施設、大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域を会場として、ペインティングやインスタレーション、音楽、パフォーマンス、映像、トークなど、約100もの多様なアートプログラムを展開。

メインプログラム・アーティストとして、現代アーティスト村上隆を迎える他、約70組に及ぶアーティストが参加する。

■村上隆ら現代アーティストによる「ドラえもん」

 注目のメインプログラムでは、「ドラえもん」をモチーフにした賑やかなアートが登場。村上隆が手がけた「ドラえもん」を六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウンに展示するのに加え、村上隆がキュレーションした12組のアーティスト達による「ドラえもん」も展示される。

 六本木ヒルズアリーナには、細川雄太、くらやえみ、ob(オビ)、村田森、青島千穂、T9G(タクジ)&ナカザワショーコの「ドラえもん」を展示。また、国立新美術館にはMr. / ミスター、大谷工作室、TENGAone(テンガワン)、Kasing Lung、タカノ綾、ラピロス六本木にはMADSAKI(マサキ)がそれぞれ手がけた「ドラえもん」が登場する。各アーティストの個性やタッチを反映した、ユニークな「ドラえもん」アートが勢揃いしている。

■六本木ヒルズでインタラクティブなインスタレーション

 六本木ヒルズでは、インタラクティブなインスタレーションを展開。風に揺れる稲穂にインスピレーションを受けたTANGENTの《INAHO》は、人が近づくと穂が揺れLEDが点灯し、人が離れると光と揺れが消える。過去にミラノ、ニューヨーク、パリなど世界各都市で展示されてきたが、今回日本で初めての一般公開となる。

 また、スポーツ観戦の応援などで使用されているスティック型バルーンを用いたデイジーバルーンのインスタレーション《Wave》や、自転車のペダルを漕ぐことで万華鏡のように目の前の風景を変化させていくことのできる、井口雄介が手がけた“鑑賞者参加型”作品《KALEIDOSCAPE》などを楽しめる。この他、邦楽ライブやダンスパフォーマンス、タップアーティストの足音と“氷の溶ける音”のセッションなどライブパフォーマンスも開催される。

■東京ミッドタウンにもアートを展示

 東京ミッドタウンにも目を引く作品の数々が集結する。宇宙のはじまりをイメージしたキムスージャの《演繹的なもの》は、全ての始まりの“無”や異次元にぽっかり開いた穴を思わせる漆黒のオブジェ。様々な角度から見ることで不思議な感覚を味わえる。

 また、松田将英による、攻殻機動隊で知られる「笑い男」と、ネット上の絵文字「笑い泣き」をマッシュアップしたシリーズ作品「THE LAUGHING MAN CLUB」、第六感をテーマにしたmagmaのコラージュ作品 《ROCK'N》なども登場。イセタン サローネでは、アーティスト・SKYをメインに「アート&キャラクター」をテーマにした展示を実施する。

■六本木エリアの美術館で展覧会も

 また、森美術館や国立新美術館、サントリー美術館、21_21 デザインサイトなど、六本木エリアの各美術館にて開催される展覧会もあわせて要チェック。六本木エリアを周遊しながら、アートに浸ってみては。

〈六本木アートナイト会期中の主な展覧会〉

■東京シティビュー「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に-

■森アーツセンターギャラリー「特別展アリス ―へんてこりん、へんてこりんな世界―

■森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング

■サントリー美術館「美をつくし―大阪市立美術館コレクション

■21_21 デザインサイト「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"

■国立新美術館「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション

■国立新美術館「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥


【詳細】
六本木アートナイト2022
開催期間:2022年9月17日(土)~9月19日(月・祝)10:00~22:00 ※19日のみ18:00まで
※9月3日(土)~ 一部作品は先行展示
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 デザインサイト、国立新美術館、 六本木商店街、その他 六本木地区の協力施設や公共スペース、デジタル(公式ウェブサイト、公式YouTubeチャンネル RAN TV)
入場料/視聴料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)
※開催詳細、参加アーティスト情報などは今後随時発表予定。
※実施内容などは、予告なく変更または中止する場合あり。

【問い合わせ先】
六本木アートナイト実行委員会
ハローダイヤル TEL:050-5541-8600(9:00~20:00)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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