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外環道のシールドマシンが鋼材を巻き込む事故、原因は製図ミス
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 やや旧聞となるが、4 月 7 日に練馬区大泉町の東京外かく環状道路 (外環道) トンネル工事で発生したシールドマシンが鋼材を巻き込む事故について、東日本高速道路と国土交通省関東地方整備局が 4 月 28 日に原因を発表していた(くるまのニュースの記事、東京新聞の記事、日経xTECH の記事)。
外環道の工事は調布市での陥没事故を受けて一部が停止中だが、大泉付近では工事を再開していた。シールドマシンは硬質ウレタン製地中壁の鋼材のない部分を掘り進むはずが、CAD の操作ミスにより図の中心が下方に 93.5 cm、水平方向に約 10 cm ずれたまま製図・施工され、鋼材部分を巻き込んでしまったという。補修には半年程度かかるとみられており、工事再開の予定は改めて発表するとのこと。
なお、東京外環事業 (関越~東名) では同様の硬質ウレタン製地中壁は他にも 13 か所で計画されているが、既に施工されている 7 か所では誤りがないことが確認済みで、今後施工する 6 か所も同様に確認していくとのことだ(プレスリリース)。
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