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プラチナは1000ドル割れで割安感が意識されよう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*16:53JST プラチナは1000ドル割れで割安感が意識されよう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『プラチナは1000ドル割れで割安感が意識されよう』と述べています。
続けて、『ロンドン白金・パラジウム市場(LPPM)は8日、ウクライナ危機を受けてロシアの精錬業者2社の登録資格を停止。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)もロンドン市場同様、この2社の資格を8日から停止していることを明らかにした。』と解説し、『これらの措置により、白金族の主要生産国であるロシアからの供給が逼迫するとの見方は依然として根強い。しかし、現況は、足元の需給要因に加え、米金利上昇に伴いドル高が強まっていることで、ドル建てプラチナは割高感から売られる展開になっている』と伝えています。
次に、『3月米消費者物価指数(CPI)は前月比1.2%上昇、前年同月比8.5%上昇となった。前年同月比で40年3カ月ぶりの高い伸びとなった。国際商品指数であるCRB指数も300ポイントを超えるなどインフレ懸念は強まっている』と分析しています。
こうしたことから、NYプラチナについて、『金が「インフレヘッジ」として買われていることから、同じ貴金属であり、1000ドルを下回っているプラチナは割安感が意識され、いずれ買いが入ってくる可能性は高いだろう』と考察しています。
一方で、『南アフリカの白金大手シバニェ・スティルウォーターが操業する白金鉱山の労働者が、ストライキを計画している事が12日に判明した。ただ、ストに関する公式な通知をまだ出しておらず、決行時期も公表していない』と伝えています。
陳さんは、『実際にストが決行された場合、プラチナの供給に不安が高まろう。現在の低迷相場を脱出する契機になるかもしれない』と述べています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月13日付「プラチナは割安感から買われていく展開か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》
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