無償版G SuiteからGoogle Workspaceへのアップグレード期限、1カ月延期

2022年4月9日 08:51

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Google が従来の無償版 G Suite から Google Workspace へのアップグレードに関するヘルプページを更新してアップグレード期限を 1 か月延期し、料金不要のオプション提供計画を追記した(Google Workspace 管理者ヘルプThe Next Web の記事9to5Googleの記事Andoid Police の記事)。

Google は 1 月、従来の無償版 G Suite の提供を終了することと、5 月 1 日までに Google Workspace サブスクリプションのプランを選択してアップグレードしなければ利用状況に応じたプランに自動でアップグレードされること、7 月 1 日までは無償でサブスクリプションを利用できること、7 月 1 日までに支払い方法を入力しなければサブスクリプションが一時停止になり、その 60 日後には Google Workspace のコアサービスにアクセスできなくなることを発表した。しかし、長年利用していたユーザーの反発は強く、Google は個人ユーザー向けに何らかの無償オプション提供を示唆する一方で、ビジネスユーザー向けに無償の Google Workspace Essentials Starter エディションを発表している。

今回の更新ではサブスクリプションのプラン選択期限が 6 月 1 日に、支払方法の設定期限が 8 月 1 日にそれぞれ延期された。料金不要のオプションは個人ユーザーに限らず、Gmail でのカスタムドメイン利用や複数ユーザーの管理機能を必要としない全ユーザー向けに提供されるという。料金不要のオプションを利用するには、6 月 1 日より前に Google 管理コンソールで待機リストに登録する必要がある。登録すると Google Workspace への自動アップグレードは行われなくなり、料金不要のオプションが利用可能になるまで従来の無償版 G Suite のアカウントが保持される。待機リスト登録に関するメッセージは今後数週間以内に Google 管理コンソールに表示されるとのことだ。

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