横浜のイオン天王町ショッピングセンター、体験型旗艦店として2022年秋オープンへ

2022年4月9日 08:02

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イオン天王町ショッピングセンターの開業イメージ(イオンリテール発表資料より)

イオン天王町ショッピングセンターの開業イメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールは2022年秋、横浜市のイオン天王町跡地(保土ケ谷区川辺町)に体験型ライフスタイル店舗の旗艦店となる「イオン天王町ショッピングセンター」を出店する。核店舗の総合スーパー「イオンスタイル天王町」と約50の専門店が登場、リアルとデジタルの融合でおすすめ商品の情報発信などを展開する。

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 イオン天王町ショッピングセンターは、約1万7,000平方メートルのイオン天王町跡地に整備される鉄骨地下1階、地上3階建て延べ約4万5,000平方メートル。うち、売り場面積が約1万6,500平方メートルで、屋上と地下に駐車場を設け約500台分を確保するほか、駐輪場も約300台分を用意する。

 1階は地域最大級の食品フロアを設置し、食材と生活必需品がワンストップでそろうフロア構成にする。2階は普段使いのおしゃれを提案し、学びと楽しみの場所を提供するライフスタイルとカルチャーゾーンに。3階は地域一番のキッズゾーンとフードコートを備えた大規模なファミリーゾーン、カジュアルファッションの売り場を置く。

 リアルとデジタルを融合して国内外のトレンド商品について情報発信するのも特徴。世界の食品専門店「カフェランテ」、植物由来の食品を集めた「トップバリュ ベジティブ」コーナーを設け、売り場だけでなく、ネットスーパーやEコマースからも注文できるようにする。利用客が専用スマートフォンで商品バーコードをスキャンして会計できる「レジゴー」や、AI(人工知能)による商品提案を導入、利用客の利便性向上に努める。

 イオン天王町店は1977年、ニチイ天王町店ショッピングデパートとして開業。1992年に天王町サティ、2011年にイオン天王町店となり、地域の暮らしを支えてきた。しかし施設の老朽化で2020年2月にいったん閉店し、建て替えに入っている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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